１８日から２４日まで下関駅前にあるシーモール２階広場にて｢地球の笑顔｣というタイトルで関口照生氏によるミャンマーの写真展、２３日にはトークショーを開催しました。写真展では多くの皆様に立ち止まって興味深く写真を見て頂けましたこと大変嬉しく思っています。講演会にも３００名を越える方々にお集まり頂き熱心に耳を傾けて頂きました。関口さんとは一昨年ミャンマーに行き、その後ミャンマーの子ども達のために何ができるかを一緒に考えてきました。今回快く写真を貸して下さいましたことに心より感謝申し上げます。瞬間を捉えた数々の写真は人の心をしっかり掴んだことと思います。

トークショーの後は場所を移動して交流会。ゲストの皆様にお話をして頂きました。社会貢献と自らの成長を目的とする会｢レザミ｣の会長である朝倉まみさん。まみさんは手話をつけて歌うシャンソン歌手。その澄んだ歌声と美しい手話の動きが何ともいえない感動を与えてくれます。今回はチャリティーコンサート等でご協力頂いたレザミのメンバー１７名に東京からわざわざお越し頂きました。内田さんは北九州市布刈のパゴダと、ミャンマーからの留学生をお世話されているご夫妻。３人の留学生と一緒に出席して下さいました。そして先日ミャンマーで訪れた病院の吉岡先生も岡山から。やはりミャンマーに学校を作られた京都の尼さん、白石慈恵さん。岡崎からは元ヤンゴン日本人学校に勤務しておられた松井先生もお見え下さいました。松井先生は当時荒れ果てた墓地の整備を依頼されたことをきっかけにそこに４万数千人の日本兵の遺骨が埋葬されていることを知ります。周りの協力が得られない中で諦めず遺骨の存在を主張し続け祈り続けた結果、ひっそりと埋葬されていた遺骨が、発掘されることとなりました。遺族の方々は大変に感謝されたということです。日本人のひとりとして私も感謝したいと思います。

ゲストのおひとりおひとりから温かく心に響くお話を頂きました。遠方からお越し頂きありがとうございました。

ご挨拶は頂きませんでしたが、他にも埼玉や東京からお越しの方もいらっしゃいました。何かを始めると自然と人の輪が広がります。人のご縁というのは本当に不思議で最もありがたいものだと改めて感じているところです。

留学生。九州大学で農業や法律を勉強しているそうです

朝倉まみさん(私の右）とレザミのメンバー他