阿武町
2011年10月04日
現在は選挙区ではないので、全く行く機会がなくなってしまった阿武町。
空き家バンクが成功し、県外から多くの人達が移住してきているということでお話を伺いに行ってきました。
まずは萩。
萩市役所で空き家バンクについてのお話を聞いた後、オニオン座というカレー屋さんへ。
海が見えるかわいらしいお店は、神奈川と東京出身の佐々木夫妻が今年始めたばかりです。
その後行ったのは、商店街の一角にある「La Ceiba」。
おしゃれな手作り感にあふれた、こだわりのオーガニックカフェバー。
浅井朗太さんはまだ31歳。
奥さんの実家がある萩市に移り住み、このお店を始めて約3年。
人気のお店になっています。
東京から移住してきた加来さんと、京都から生まれ育った萩に戻ってこられた和田さんにもお話を伺いました。
空き家状況の調査をしているというお二人。
萩を後にして、阿武町へと向かいます。
久しぶりに会った茂刈さんは、33歳の時東京での会社員生活を辞めて阿武町に帰り、漁師になった人。
泊まった所は樵屋さんという農家民宿。
「農林漁家民宿おかあさん100選」に選ばれている白松紀志子さんはとっても素敵なおかあさんでした。
夕食は関東からの移住者であるカヌー、カヤックを教える高井さんと、絵付けの先生、上沢さんと一緒に。
旬の野菜や山菜を楽しみます。
ただ焼いただけなのに、玉ねぎやシイタケのおいしいこと・・・!
田舎暮らしの良い点、大変な点など、色々お話を伺いました。
樵屋さんのご主人は約8年前に瀕死の大怪我をされましたが、熱心なリハビリと献身的な紀志子さんに支えられ、車いすではありますが、元気に復活。
ちょっと酔っ払って聞いていたので詳細を覚えていないものの(ごめんなさい)涙が出そうな感動的なお話でした。
不便なところも煩わしいところも勿論あるけれど、都会にはない豊かな暮らしがある・・・。
自然を身近に感じられ、人の暖かい温もりがある・・・
安心して食べられるものがあり、本気で心配してくれる人がいる・・・
北九州から樵屋さんにお嫁に来ているりえさん。
4人のお子さんのお母さんで、樵屋さんも手伝っています。
「結婚する前は、ピザの届かない所へは嫁に行かないって言ってたのが今はピザを作ってます。」って明るく大笑いしてました。
なんかいいな~と思ってしまった・・・。
私にとっては贅沢でとても楽しいひと時を過ごさせて頂きました。
また伺います。
この記事は2011/10/04に公開され2024/02/28に更新、10 ビュー読まれました。