レインボーハウス
2007年03月25日
レインボーハウスを訪ねました。平成11年、震災遺児の心のケアのためにあしなが育英会によって建設され、多くの子ども達が癒されてきた場所です。
ひとりで泣くための「おもいの部屋」、サンドバッグが吊るされていて思いっきり暴れることのできる「火山の部屋」、円形の「おしゃべりの部屋」、また実際にお絵描きをしていたり、砂遊びをしているところも見せて頂きました。世界の遺児達との交流会の様子も写真を見ながら説明を受けました。
ここで遺児達の世話をしているのは大半が自分自身も遺児だった人達だということです。現在は高校生、大学生、社会人へと成長した震災遺児達は小さな子ども達の面倒をみていました。確実に次の世代に受け継がれていっているものがここにはあるようです。
今私達が忘れつつある助け合いの精神、人を思いやる気持ち・・・レインボーハウスでは当たり前の様に感じられます。みんながひとつの家族のような暖かい空気に包まれたこの場所。亡くなられたご家族の分も元気に頑張って生きていってほしいと思います。
感動で胸が一杯になったひと時・・・。
心温まる歓迎をして頂き本当にありがとうございました。
この記事は2007/03/25に公開され2024/02/28に更新、4 ビュー読まれました。
2024/02/28
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