ラルシュ・ブリュッセル
2007年01月25日
ベルギーでラルシュ・ブリュッセルという知的障害者のための施設に行きました。そこではキャンドルを作ったり、木工作業をしたり、料理をしたり、絵を描いたり・・・ボランティアの協力の下、社会性を身につけるためのサポートが行われています。そこで作られた物は売られているそうですが、「障害のある人が作ったから買ってもらうのではなく、”本当に美しいからほしい”と思ってもらえるような物を作っていきたい」という言葉は胸に響きました。
私もキャンドルをいくつか買いました。お金を払おうとすると施設の方がお土産に差し上げますと言って下さいましたが、作っている方達からお金を払って下さいと言われました。勿論元々買うつもりでしたが、ひとつひとつ一生懸命に作った大事な商品。簡単にあげてもらっては困りますよね。
木工作業所にいた彼は大歓迎してくれましたがあまりにもしゃべり過ぎて職員の人に注意されてしまいました。私の訪問を心から喜んでくれたようで、その純粋な気持ちに私も嬉しくなりました。彼らの作っていた小さな椅子や小箱はとても繊細な美しいものです。
この記事は2007/01/25に公開され2024/02/28に更新、3 ビュー読まれました。
2024/02/28
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